Ritsumeikan Research Center for Sustainability Science
ホーム お問い合わせ  
 
   
 
研究プロジェクト [グリーンビルティング・コンソーシアム]
 
         


水とグリーンビル研究会

里海の生態系サービス の経済評価

水再生循環による アジアの水資源開発

テラ・グリーン・ネットワーク



年度



                    

 
                        
ご挨拶
 

 
 グリーンビルディング・コンソーシアム活動のひとまずのまとめをご報告いたしますにあたり、日頃からの本プロジェクトへの深いご理解とご協力に感謝しながら、ご挨拶申しあげます。立命館サステイナビリティ学研究センター(RCS)では、気候変動への緩和技術、適応政策、水危機への提案などを、文理綜合の観点から、またキャンパスを超えた研究者間の連携をとりながら、サステイナビリティ・サイエンスの組み立てと実践をすすめています。こうした研究グループは、広く世界中で活動や共同の場を築きつつありますが、RCS も我国やアジア、世界の研究者と連携をすすめ、多くの成果を発信しているところです。
 さて、世界の研究者が活動する場のひとつである大学キャンパスに対しては、そのエネルギーや水・紙など資源消費、温暖化ガスエミッション削減が求められることは当然で、建築物やキャンパスのエコ化、グリーン化、サステイナブルなキャンパスづくりが推進されています。また、その取り組みと成果に対する評価システムが、各国、地域、そして国際的な諸レベルで、既に実行されており、そこで高い評価を受けた大学は、それを大きな価値として世に示す時代となりま
した。
 BKC において2014 年4 月に竣工予定の理工学部新棟が計画されたときに、新棟に入る予定の環境都市学系の中のRCS メンバーは、建築される新棟が最先端のグリーンビルであることはもちろんのこと、さらに他では例のない新しい試みを考えました。日々進歩するグリーンビル技術を考慮すると、現在の完成された技術を導入するよりも、むしろ新技術の実験や実証を持続的に提供できる場として、そこでの産学連携の実証研究推進を提案したのです。
 これがグリーンビルディング・コンソーシアムの発足となり、トリシアと名付けられた新棟において、20 社にわたる協力企業様のご賛同をいただくことができました。トリシアでは、ご協力いただいた技術をはじめ、数多くの場で今日もデータの採取が継続されております。これらの結果が、さらに新しい効果的な技術の創出につながることが期待されますが、まずは竣工後1 カ年を経ました時点で、これまでの活動の経過をまとめることいたしました。集めました資料が皆様方のご参考となり、また今後のグリーンビル技術発展にお役に立てますことを祈念しております。
 2015 年6 月26 日
立命館サステイナビリティ学研究センター長
グリーンビルディング・コンソーシアム会長
中 島 淳

 
 
 
 
 



立命館サステイナビリティ学研究センター 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1  TEL. 075-465-8319  FAX. 075-465-8245
Copyright (C) 2007 RCS. All Rights Reserved. nhirai-a@st.ritsumei.ac.jp